2024年5月12日日曜日

東京ハチミツオーケストラ

 大須の部屋には丈の足りない遮光カーテン、どころか遮光カーテンそのものがなかった

南向き1k10階建の10階遮光カーテンナシ!のせいでなんかやたら日焼けしたりもしたんだけど

なにより大須はなかなか都会で、夜になって電気を全部消しても真っ暗にはならなかった。ギリギリ日記が書けちゃうくらいには明るかった。


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今日の午前、世田谷の部屋に入居をして、大家さんに挨拶、荷解きをして、いまはなぜか横浜の実家のベッドの上にいる



大須の部屋の六倍くらいあるクローゼットの中にちょんと座って、引越し業者のお兄さんが読み上げる番号に、手元のバインダーでチェックをつける。

あっちの空気とセットでつぎつぎと運び込まれていく、わたしの荷物たち。

ほとんど出る幕もなくぼーっと、タイムラプスみたく手際のいいお兄さん×3を眺めて 新生活の実感とよろこびをじわじわ感じる。

(お別れにひとしきりさみしがっていたはずなのに、やはり新生活というものは無性〜にワクワクする。現金な自分にちょっと笑える)


やたらキャラクターちっくな不動産屋さんのおじさんが来て、契約書類と挨拶のため、一階の大家さん宅に一緒に招かれる。

玄関がとっても広くて大きなテーブルがあり、おいしい紅茶を振る舞われながら、大家さんご夫婦と両親とで話をする。


お隣さんや近所の話などを聞いていて、大きい一軒家の2階に住むようなアパートなのでやはり大家さんとの距離も近いなあということをひしひしと。

ふたりともとってもいい人で嬉しい!が、なんかこう、夜中にうるさいだとかやたらめったら人を呼びすぎだとかでいつかチクリと怒られるんじゃないかと冷や汗をかいていた。

これはあれだ、高校のクラス替えの気分だ。わたしは外面と第一印象がいいけど驚くほどだらしないので、最初から先生に失望されるXデーのことをうっすら想像する癖がついている。かなしい習性。

めちゃくちゃに猫をかぶっているわたしの横で、大家さんと同年代のママ(おしゃべり)が余計なことを言わないか始終はらはらしていた。「あんまり遅くまで飲み歩けないねえ〜笑」とか!なんとか耐えた。


あと、不動産屋さんのおじさんにテーブルの上のりっぱな胡蝶蘭がずっと突き刺さってたのが今日のハイライト。面白すぎる。妖精みたいなおじさんだったな、、なんかずっと慌てているはげのかわいいおじさん。

ずっと会いたかったビスコ嬢にも会えた!

嬉しい可愛い、グレーの綺麗な毛並みに小さいお顔、きりりとした目の美人!寝起きなのにおとなしく抱っこさせてくれる大人のレディだった。仲良くなれたらいいなあ。


大家さんが部屋の様子を見たいというので、(見せたかったトルコランプをいそいで車から持ち出し、)段ボールだらけの部屋にみんなで上がった。

旦那さんは初めて会ったけど、口数の少ない穏やかなひとで、やさしげで感じのいいひと。

うちのパパと一緒にトルコランプをつけてくれた。二人が並んでる様子がなんとなく面白かった。それは大家さんも同じだったらしく、「なんか笑える〜っ」とか言いながら手帳型のケースをひらいて写真を撮っていた。

いい感じね!楽しんで暮らしてね!と言ってもらえてうれしい。大切に暮らします。



そのあとは近所の蕎麦屋さんに昼ごはんを食べにいき、やたら美味しいざるとミニカツ丼のセットを3人とも食べ、荷解きをし(クローゼットが広くて感動)、その途中でテレビのリモコンが無いことが判明(実家だ〜!)、ということで今日は一旦実家に帰ってきた。

妹が2人いるのになぜか残してくれてるわたしの部屋で横になってブログを書いている。

電気を消して寝る前に、暗いなあ、と思って

大須は明るかったなあ、と思ってしまって

真っ暗な中ブログを書いている。こんなんじゃまた視力が落ちてしまう。世田谷の夜は明るいかな、住宅街だからきっといまくらい暗そうだな。

でも遮光カーテンまだないからなあ。


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